こんにちは。草加の税理士高橋輝雄(@teruozeimu)です。
とある理由から、昔読んだ名著を読んでいます。
D・カーネギーの「人を動かす」
めっちゃベタですが、自分が初めて読んだのはかなり前になります。恐らくその時は「新装版」とかではなかったような。
今回は文庫本で読みました。前回読んだときはハードカバーだったので、内容よりも重さだけが記憶に残るという。
こちらの初版は「1936年10月」。
なんと、今から80年以上も前なんですね~。それでも今なお通じるところが多い内容というのは、人間として本当に大切なものは不変であると教えてくれています。
私の性質上、ネット界隈を見ていますと、どこか小手先だけのテクニックを用いた方法が多くありますが、それも結局はすぐに廃れていくのかなと。いや、現に出ては消えを繰り返しています。
不変なものを裏切るような行為は自然と淘汰されていくのでしょうなぁ。
一方で、昔ながらの不変なテクニックは悪用できるという面もあるので、心理なんかもうまく利用した悪のビジネスというのも決して減らないのだろうと思ってしまいます。
目次
赤ちゃんも教えてくれる。人に好かれる原則「笑顔で接する」
そんなこんなで本題ですが、「人を動かす」の中でも出てくる「笑顔で接する」という項目。
最近産まれたわが息子を見ていてもそうなのですが、常に笑顔を振りまく赤ちゃんというのはそれができています。
たとえ周囲の大人たちが不機嫌や喧嘩していても、赤ちゃんの笑顔は一気にその雰囲気をガラリと変えてくれます。(できるだけ子供の前では喧嘩しないようにしていますが)
これを考えますと、プライベートやビジネスなどというちっちゃな話ではなく、「笑顔で接する」というのを意識する事はシンプルだけど、最強な方法なのではないかと思うのですよ。
たとえ疲れていても、悲しいことがあったとしても、怒っていても。無理矢理口の端を上げて笑うというのは良い方法ですね。
俳優の竹中直人さんが「笑顔で怒る人」なんて技(ネタ?)を持っていますけど、あれはご自身で試しにやってみれば分かりますが、これホントに難しいですよ。
本気の喧嘩を笑いながらできる人なんて、まずいないでしょうね。
人を動かすはその他の点でもあらゆる面で勉強になります。読書って、読む自分の環境などのバックグラウンドが違っても感じ方がもの凄く変わるなと実感しています。
特に今は色々と自分自身の変革期であると思っているため、それを感じます。
名著「からくりサーカス」の名言もある
また、笑顔という話で言えば、私の好きな漫画ベスト10(本当に好きな漫画が多いので10ぐらいにしておきます。詳しくは著者紹介「好きなもの」で。)に入る藤田和日郎さんの「からくりサーカス」にも似たような場面が出てきます。
窮地に陥った時に、主人公の鳴海がもう一人の主人公である勝に言うんですよ。
「何かあったら心で考えろ、今はどうするべきか・・・ってな。 そうして笑うべきだとわかった時は・・・泣くべきじゃないぜ。」
これ、ビルの天井とか崩れてきている時ですからね!ホントに鳴海さんカッコいいですわ。
※因みにこの場面は、からくりサーカスの第3巻に掲載されています。これ以外にも名場面が多いので、是非とも一読をおススメ致します。
笑うべきとき、それは悲しくて泣きたいぐらいの時以外はほとんどではないでしょうか?誰が好き好んで、いつもムスッとした顔の人と話したいと思うでしょう。
笑顔でいるだけでトクをするのです。踊る阿呆に見る阿呆、同じあほなら踊らな損ですね。
まとめ
と、なんやかんや書いてはきましたが、あなたは日々笑顔を出せていますか?
自分を第三者視点で街中で見かけたとしたら、どんな顔をしていますか?他の人に見せられる顔をしていますか?
自分も「人の笑顔を見るのが好き」と、10年以上前の就活の時のエントリーシートで常々言いながらも、ときどきムスッとしたり能面のような表情の時があるなと。
「スマイル0円」で働いていた(若い人はもうこのネタが通じないでしょうな)者としてはそこは反省すべきですな(^▽^;)
さぁ、あなたも明日の朝から、いや、たった今から笑顔で人と接してみては?
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皆さんお忙しいのに早めの仕事はありがたいですね(^^)
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高橋 輝雄
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