昨日は縁ある方との会食。
その時にあったお話を。
目次
効率だけが全てではない先行投資の意識も重要
その時にお聞きした
損して得を取る
という言葉。
今まで何人かの社長さんから言われた言葉でもあります。
また、以前、勝間和代さんが
ギブの5乗
という言葉も使われていらっしゃいました。
ビジネスは本来
売上▲仕入=粗利益
ということで、そのプロジェクトだけの純粋な利益を図れるわけですよね。
その仕事ごとの利益管理が重要な訳です。
ただ、最初は利益が小さい仕事、もしくはほぼ利益なしのトントン
という状態や、時には単発で見るとマイナスの場合もあるかもしれません。
ですが、例えば一つの仕事から繋がって、
今後ドンドン仕事が紹介される場合もあります。
何でも効率を求めようとするばかりに
利益が出ない仕事はやらない
と突っ張っていると損をする場合もあると思います。
効率化だけが全てではないという考え方も
むしろ今後の仕事が紹介をされるのであれば
ある種自らの広告費を払ったと考えれば良いのかなと。
私も独立するまでは赤字案件はするものでないと考えていました。
し、そのようなアドバイスをしてしまっていました。
ですが、そんな風に、いま数字には出ていない事が
後に大きな仕事を生むという考えも持ち合わせていないといけないのかなと。
こんな風に考えさせられたのは、
最近の人はメリットがないと行動しない
というような話を聞いたからでした。
自分も色々と効率などで動きがちではありますが、
人情であるとか、内面的な部分も大切にしないといけないと感じているところです。
それが思わぬ形で返ってくる事が多いと最近感じています。
ただし先行投資もバランスが大事
とはいえ、ずっと先行投資していらっしゃる方がいらっしゃるのも事実。
それはビジネスモデルとしては、破綻まっしぐらです。
例えば10案件のうち、種まき的な仕事は3ぐらいで、
他は通常通りの利益が出る仕事。
という状態ならば良いでしょうが、
10件全てトントンか赤字であったら、先行投資の種まきもできなくなります。
私も実際に何度も
ホームランばかりでなく、まずはヒットを重ねましょう!
とアドバイスしても、なかなか聞いてもらえない社長様もいらっしゃいました。
結果として、その会社は社長の資金を多額に会社につぎ込む状態に。
やはり俯瞰して自社のビジネスモデルを眺めて、
利益でまかなえる範囲で投資するのが大切なのかと思います。
まとめ
最初から自分だけの利益である得を狙っている人は、だいたい相手もそれを感じ取ります。
心情的には一時的に損をするような場合でも
ここは花が咲く事を願って引き受けるような事も大切だと思いました。
自分もうまくバランスを取りながら
自社のサービスを広めていきたいと思いますね。
「高橋輝雄税務会計事務所」では税務を始めとして、幅広く皆様の色々な相談をお待ちしております。
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【編集後記】
そろそろコートを着て行こうか考え中。
風が吹く中、10分以上バスを待っている時の寒さがきつくなってきました。
事務所内も寒いので、ユニクロのスリッパも購入しました。
とっても暖かいです^^
これは自宅にも導入しよう。
【昨日の一日一新】
・上野のとあるとんかつ屋
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高橋 輝雄
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