おはようございます。こんにちは。こんばんは。
税理士の高橋輝雄です。
仕事のスタンスというのはそれぞれだとは思います。
「ビジネスライク」に例外を認めないというスタンスの人もいるでしょう。
しかし、これからの時代ではそういった事では通用しないのでは?と私は考えています。
そんな折に起こったクライアントの話を聞いてください。
目次
納付書を持って行ったのに納税ができない?
昨日の夕方、クライアントの社長からこんな電話がありました。
こんな事は独立してから初めてでした。
税務署から配布された3枚複写の納付書以外にも税理士の税務ソフトで納付書が作成できたりします。
なんでだろう?他のクライアントは普通に納税できているのに…。
ややマイナーな信用金庫だと納税できない?でも昨年も自分が作成した納付書で納税していたのになんでだろう…。
ちょっと理由が見当たらないなぁ。気になるなぁという感じでした。
とはいえ営業時間外なのでまた日を改めて電話するかと就寝。
翌朝信用金庫に電話してみて辟易する
実際に朝一で信用金庫に電話して窓口の方が出て言われた回答に唖然。
税務署番号が記載されていないので断りました。
えっ!?その場で調べればすぐに分かる事じゃないですか?と。
検索で「○○税務署 税務署番号」と入れればコンマ数秒で分かる事だと思うんです。
ただ、それは社長たちのような納税者側だと分からない感覚だと思うんですよ。
逆にいつも窓口業務を扱っている信用金庫の方ならそこは分かるのではないでしょうか?
わざわざ納税しに来ている手間を考えずに邪険に扱うのかぁ~とやや憤りを感じました。
一応理由を社長の方に伝えたところ、どうやら事務の社員さんが納税をしに行ったらしく、その方も粘ったようなのですが、信用金庫の窓口の方に「こちらも忙しいから」と税務署番号を調べるのを拒否されたようです…。
それってマニュアル対応過ぎないでしょうか?税務署番号が入っていなくても納税できる事はありました。
それはモチロン他の銀行の方たちにひと手間かけさせていた可能性のある事について私は反省すべきなのであります。
こんな事を繰り返していたらどんどん解約されてしまうのではないでしょうか?
先ほどの「忙しいから」という言葉を出してしまう部分からも、恐らくサービス精神はあまり高くないのかなと勘ぐってしまいました。
ただでさえ信用金庫はこれからの時代に生き残るためには地元の産業を大切にして関係を構築しておかなければいけないと私は考えています。
しかし、窓口業務だと正社員ではない方も多いので、信用金庫の行く末などどうでも良いのでしょうか。
言われた通りの仕事は価値を生んでいない
今回の件に限らずではありますが、こういった事は多岐にわたって起こることだと思います。
お客様から言われた事さえできないのは論外ではあります。
しかし、お客様の期待通りに仕事をするのは当たり前、むしろお客様の期待を上回る以上の仕事をしてこそ満足を得られるのだと言えますよね。
そしてその期待を超えた仕事を続けてこそ自身や会社の価値につながると考えます。
こういった仕事の姿勢は私も注意していきたい次第です。
高橋 輝雄
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