最近の「職業転売屋（転売ヤー）」に思う事

高橋輝雄

7年前

最近は「何かを購入して他に売る」という転売が一つの事業として成り立っています。それをなりわい（業）としていらっしゃる方も多くいるようです。

これは個人が自分でお金を稼ぐ能力を発揮している例の顕著な例だと思います。

はじめに言っておきたいのですが、私は転売自体を否定するつもりはありません。

ただ、最近の傾向として、アーティストのチケットやメーカーが新製品を発売すると同時に、転売目的の方だけが瞬時に市場に出ているものを買い占めてしまうという行為が嫌で仕方ない。

市場は需要と供給で成り立っていますから、需要の方が高まれば製品の価値もおのずと高まるため、値段が高くても売れるようになる。

結果として、本来の定価の2倍近い金額で取引されるというのはちょっと異常な状態なのかなと思ってます。

『販売者は製品が売れて、転売屋もお金が入り、買いたい人も買えて誰も損しないじゃないか』

という言葉を見たことがありますが、それは詭弁だなと。

だって、この流れであれば、転売屋がいなくても回る商業の仕組みですからね。

むしろ、今の状態だと本来の価格で購入できない状態を引き起こしてますから、市場の価格が引き上げされてしまっています。

思えばこの流れは昔からあったのは確かです。私が中学生の頃には「たまごっち」が同じような状態になり、定価2,000円ほどのおもちゃが高い時には10万円で取引されるほどでしたから。

それならば昔から同じならば口を出すなよ！といえます。そういえばそうですが、自分のブログですから好きなように私も言わせていただきます。

ネットの普及でAmazonやヤフオク、そしてメルカリのように個人が好きなように売買ができるようになったのはとても好ましい。自分も頻繁に利用していますし、これらのサービスは大変便利です。

ただ、こうして個人が売買しやすくなったことにより、以前よりあった先ほどのたまごっちの例のような事が簡単にできるようになり、目につくことが多くなったのだと思います。

基本的には自分は、「職業に貴賤（きせん）ナシ」と思っています。

しかし、こうして定価を引き上げるような転売屋の方法が職業として成り立つというのはおかしいのかなと思っています。

転売をする方の中でも、自ら倉庫を借りたりしながら大きく在庫を仕入れる事により金額を低くして市場価格で売るような、本当の小売業のように売っているような方もいらっしゃいますので、そういう方は良いと思うんですよね。

個人的に最近色んなものが発売されると同時に本当に必要としている人の手にいきわたらない状況に不満を覚えたイチ個人としてもの申したいと思った次第です。

自分が目にした任天堂Switchやスーパーファミコンクラシックは本当にひどい流れだと感じています。私も手に入らない負け惜しみでもあります(笑)

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【今日のベビ太日記】
身体が大きくなってきたせいか、妻の食事が大変そうです。
いつも通りに食べてしまうと胃もたれが酷いようで。

ジュニアは元気に動いています。
今日はお腹のトコからバスケの応援歌を歌っておきました(笑)

【最近の初めてイベント】
・ベビーカー購入
・賢者の食卓（先日、中性脂肪でひっかかりました）
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税理士・FP・元SE。税理士界の諸葛亮孔明を目指して自己研鑽の日々を送る。「税務・経営・自分の思考」を軸にHPとブログにて情報を発信。情に厚く、大変涙もろい。ナイアガラの滝のように泣く。更に詳しくは著者紹介へ