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AMEXの連携から。ツールに頼りすぎも考えもの。代替手段を講じておく。

こんにちは。

税理士の高橋輝雄です。

最近は会計ソフトの銀行口座やクレジットカードの連携も当たり前になってきておりまして。
自分で手入力というのも減ってきました。

しかし、それが当たり前になっていて思わぬ落とし穴に遭遇いたしましたので記載して行きたいと思います

クラウド会計の連携が1ヶ月近く停止

顧問先のマネーフォワードクラウド会計に連携されているクレジットカードが8月の中旬から連携できなくなるという自体に陥っております。

ちょうど本日も確認しましたら、とある会社の連携が復活はしているものの、他社はサムネ画像のようにストップしたままでした。

かれこれ8月中旬からと考えますと、実に一ヶ月以上もツールが使えない状態となっております。

私も思わずSNSでその状況を探ってしまいました^^;

どうやらfreeeでも止まっているようなので会計ツール自体が連携できなくなっているようでした。
しかし、仰るように今後も起きるかもと想定するとクレジットカード自体を変更するかは考えてしまいますね。

会計だけでなく家計簿アプリの方でも連携止まっているみたいです。
課金していてコレは辛いですね。

そして今月(2023年9月)中に解決見込みとの事で少々胸をなでおろしております。

特に本日(9/21)に解消されていた会社様は今月が決算月なので良かったなと。
AMEXの未処理件数は74件でした(・_・;)

代替手段は持ってリスクヘッジをしておく

そんな状態で正直会計データを作成するには四苦八苦というところで。

連携は止まっていますが、お客様の方で明細のダウンロードは可能なようでしたので会計データを作成するにはそちらの明細をいただいて手入力や外部データ化に任せるという方法もあります。

今回はお客様の方で週次で内部資料を作成しているという事もあり、会計データはツールの再開待ちで、私の方で経理データ化はウェイトしている状態です。

内部資料的には単月の利益などは確認できますが、会計上見えないのは何ともやりにくい状態です。

ただ、私が明細をいただいて入力してしまいますと、後にクレジットカードの連携が再開した時に明細が重複してしまう恐れもありますので今回は内部資料だけ反映という形でした。

補足
特に今回はこのAMEXの部分だけはお客様に入力を任せている(結構勘定科目にこだわりがあるのと内容から随時反映させるため)ので、後に連携が再開した時に事故ると考えられたのでレアケースでもあります。 

本質を見失わない

今回の件で昔にあった「クラウド会計は危険だ!」みたいな話を思い出しました。

今でこそクラウド会計以外の会計ソフトも銀行やクレジットカード等の連携を行っておりますが、その頃はクラウド会計のfreeeとマネーフォワードぐらいしか連携をしていませんでした。

そういった頃に連携が停止するたびに「だから手入力していた方が安全だ」みたいな話も挙がっていたのです。

でも、それは本質からは外れているなと当時も思っていまして。

口座の連携は何よりも数字の誤入力というものが起きません。
私は手入力で銀行の明細を入力していたときには何度も数字の打ち間違いがありました。

ヒューマンエラーが起きるよりも時間も早いですし正確です。それだけに論点のズレた議論に巻き込まれてしまうのは違うなと思っていました。

現在もそういった事情やセキュリティ()の事情からクラウド会計を頑なに拒否する税理士も多いとの事です。

まとめ

今回の件は確かになかなか生じないケースではありましたが、良い経験となりました。毎月(というか毎週)数字の把握をしているからこそ切り抜けらたとも言えます。

Twitterでもありましたが、もしも申告月まで影響してしまうあるいは決算月でもこの状態で内部で把握ができていない場合には私も早めに動く必要があるなどの対策が必要だなと考えさせられました。

原因としてはAMEXの仕様変更が連携に支障をきたしていたようですね。
一刻も早くAMEXの連携再開を願っております<(_ _)>

 

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高橋 輝雄

税理士・FP・元SE。 税理士界の諸葛亮孔明を目指して自己研鑽の日々を送る。 「税務・経営・自分の思考」を軸にHPとブログにて情報を発信。 情に厚く、大変涙もろい。ナイアガラの滝のように泣く。 更に詳しくは著者紹介
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