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メニューに無きゃ問い合わせは来ない…値段もないと意味がない?

こんにちは!草加の若手税理士こと、高橋輝雄(@teruozeimu)です。

確定申告の業務もやや中休みです。
今は月次の法人のお客様の業務を中心に仕事をしております。

そんな時にかかってきた電話から。

突然の問い合わせ「あなたのトコならいくら?」

同じような事が続く日は続くと以前書きましたが、今日は2件ともいただいたお問い合わせの内容は

「相続の申告頼むといくら?」

というもの。

 

自分のホームページでは法人・個人の顧問や申告、税務調査の料金は提示しています。

ただ、相続税に関しては特に料金は提示していません。

というのも相続税の実務ですと一度話を聞いてみないと、あまりにも隠れたイレギュラー事項が多かったりするためです。

自分の中では、以前の事務所の経験から、仕事を依頼される時に

「大丈夫、大丈夫。凄く簡単な内容だよ」

と言ってくる人は基本的に信用していません(笑)

真面目な話ですが、仕事を依頼する側が簡単だろうと思っていても、気づいてないだけだったりします。

実際こちらが作業を行うとかなりの仕事量という事もあります。

 

ということもあり、そういう意味でも相続税の料金を電話口やホームページで見積もるのはしてませんでした。

よっぽどでないと個人や法人の顧問はズレが大きくはならないので、ある程度の目安は電話でも伝えたりホームページでも公開しています。

 

単発でクライアントを得るには料金も必要か?

ただ、相続税も目安の料金を公開している事務所も多く見受けられます。

それでも「○○円~」というのが多いような気がします。

バシッと決め打ちや仕組みを作って料金を掲げている事務所は男気があってかっこいいですね!

 

確かに自分も依頼者サイドから考えてみると…

相続が起きても税額が計算できるし、他の人に頼まない限り報酬は発生しません(笑)

ですが、自分に全く知識が無かったら…。

どれぐらい費用がかかるのかビクビクするのではないでしょうか?

実際に私が弁護士さんに仕事を依頼した時は、作業後に料金を言われるまで気が気でなかったです。

 

相続に限らず、他の事でも同じですね。

例えば銀座のお寿司屋さん(完全に自分のイメージですが)のように

値札が全て

「時価」

だったら?
恐怖でお店にも入れません。

あ、私はまだいただいた事はありません。

連れてってくださる方がいらっしゃいましたらぜひぜひ絶賛大募集中です(笑)

 

まとめ

何もないよりは、ある程度実際の請求額とは変動したとしても目安となる料金表が相続税の申告にも必要なのかなぁ~と思う次第です。

ホームページに料金を載せる事によってある程度の層は問い合わせ前に

「とにかく安く」

という方は電話が来る前に振り分けられますからね。

少数精鋭だからこそ戦い方を考えないとですよね。これぞランチェスター戦略!

ひたすら数で攻めて特攻するのは大規模な事務所に任せると。

相続税の料金表は出すとしても、なるべくブレが出ないように熟考して掲載するようにしたいと思います。
高橋輝雄税務会計事務所では様々なご相談にのっております。

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【編集後記】
この時期、毎年同じような名言をいただいてます。

確定申告で必要な年金の源泉徴収票が
見つからない時によく聞く言葉

わしゃそんな物、もらっとらん

年金事務所は毎年必ず送ってます~( ;∀;)

【今日の一日一新】
・新規の相続面談
・?んだら爆発ミントが広がるキャンディ
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高橋 輝雄

税理士・FP・元SE。 税理士界の諸葛亮孔明を目指して自己研鑽の日々を送る。 「税務・経営・自分の思考」を軸にHPとブログにて情報を発信。 情に厚く、大変涙もろい。ナイアガラの滝のように泣く。 更に詳しくは著者紹介
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