こんにちは!草加の若手税理士こと、高橋輝雄(@teruozeimu)です。
税理士の業界というのは専門職だということもあり、「何かを人に教える」という機会に恵まれます。
しかし、教えるという行為のメリットを一番受けられるのは他でもない「自分自身」であると思っています。
目次
何かを教えるにはまず相手のレベルの確認が必要
自身の簿記3級受験の経験から
自分が初めて会計に関わった頃といえば、大学入学してしばらくしてから。
ちょうど、とあるサークルのおかげで簿記3級というものに出会ったのでした。
何もかもがチンプンカンプンの状態。しかも試験まで2週間しかないと。
独学ではイマイチ理解できないなところがあり、試験も1週間ほど前になり、遂に父親に教えを乞う。
しかし、いきなり「あらり」と言われても意味が分からず。
それが売上から原価を引いた「粗利益」というものであると、そのときに知る。
まずは相手のレベルを探ることが重要
そんな自分もあれから16年ほど経ち、当たり前のように「粗利」という言葉を使ってしまいます。
相手から「粗利って?」みたいなことを聞かれて訂正することもあります。
このように、相手の知識レベルが分からない場合には、専門用語はできるだけ使わない。もしくは補足を入れて使う。という事が重要です。
特に会計業界の専門用語というのは、経理でもなければ大抵の人には普段耳にしない言葉。むやみに使うべきではないと言えますね。
人に教える事で自分が理解していない部分にも気付く
理解している「つもり」は教えられない
いつも分かったつもりでいても、人に教える時にはその「つもり」という部分があいまいだと説明ができません。
そういう時が自分の反省点であり、勉強するタイミングのチャンスでもあると言えます。
教えられる機会をありがたいと思えませんか?
できるだけ自ら教える事のできる機会を得る
人に教えるのが面倒だという人もいますが、私は「教える」という行為は良い経験になると思っています。
確かに理解していない人に理解していただくには、理解を促すために図や画像を加工したりもしますのでそれなりに時間を要します。
しかし、私の場合、
「質問していただいて逆にありがとうございます。」
という気持ちでいつもいただく質問には回答しています。
同じ問題で悩んでいる方がいらしたら、次はもっとスムーズに教える事ができますし、前以上に良い説明の仕方が思いつく場合もありますからね。
まとめ
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「教える」というのと「教えてやる」という行為は大きく違うと思っています。
後者は傲慢な態度が出やすく、教えられる側も学ぶ意欲が湧かないのではないでしょうか?
ただ、教える側が偉いと勘違いしてしまっていて、「教えてやる」側になってしまう人がいらっしゃるのも確かです。
私の好きな言葉の一つに「情けは人の為ならず」という言葉があります。
何か見返りを期待して行うのではなく、とある行為が結局は自分のためであると思います。
これからもぜひ多くの方に教える事のできる機会を提供できればと思っています。
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【編集後記】
暑さ続きますね~。
外で作業をしていらっしゃる方々には本当に頭が下がります。
甲子園の開会式でも熱中症が出ているとか。
昔とは明らかに気温が違いますから、「最近の人は気合が足りない」
というような根性論は違うのではないかと思う次第(^-^;
【一日一新】
・芋屋金次郎の細切りけんぴ
・KDP(KindleDirectPubulishing)での出版作業
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高橋 輝雄
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