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ビジネスで危険な数字は「1」何事も一本道は危険

ビジネスで危険な数字は「1」

この言葉を聞いたことがありますか?
アメリカのマーケッターの「ダン・ケネディ」さんの言葉だそうです。

ただ、この言葉は的を射ていると思います。

 

収入をあげる方法が一つ

よくあるパターンで、収益を上げる方法が一つの場合。

紹介だけに頼る

例えば紹介だけで売上をあげていたけど、紹介してくれている人の信用を失ってその紹介がぱたっと止まったら?
これも一人だけからの紹介に依存していれば、さらに大変なことになります。

ネットだけに頼る

インターネットのビジネス一本で行っていた場合にはどうでしょうか?

Amazonでのアカウントの乗っ取りや、Amazonマーケットプレイスの出品で商品が発送されないという詐欺が横行しているそうで。

商品が届かない“Amazonマーケットプレイス詐欺”相次ぐ 激安品に注意
参考:ITmediaNEWS

世論の方向が

やはりネットでの買い物は危険

というインターネット初期の頃のような状態になったら? 今回は一過性のものだとは思いますが、実店舗無しのネットだけの売上はそれだけの危険性をはらんでいるとも言えます。

幾つかの販売チャネルを作る

これらのことを考えますと、一つの方法だけに頼っていて、その方法が潰されてから動き出しても間に合うのでしょうか?
日々リスクを考えて、複数の販売チャネル(流れ)を作るのが良いでしょう。

一つの場所だけに頼る

営業場所のリスク

ちまたでは大地震やミサイルが飛んでくるだとか言われていますね。
あなたのビジネスは一つの場所に依存してはいませんでしょうか?

一つの場所だけに頼るのは、それだけリスクを抱えていることになります。

 

情報保存のリスク

もう少し詳細な話でいえば、一つのPCに大事なファイルやデータをしまっている。あるいは顧客リストや帳簿を紙だけで保存している。

そういうものもかなり危険ですが、現にリスクを考えてはいない運用をしている会社はまだまだあります。

 

江戸時代の商人の時代から

火事になっても顧客台帳があればまた商売はできる

という言葉があります。江戸時代の商人は火事があったら、井戸に顧客台帳を放り込んだそうで。

ただ、今はそんな事をしなくても自分で顧客リストやデータを守る環境は容易に作ることができます。

クラウドを使用して保存したり、RAIDで複数のバックアップを行うという方法もありますよね。
このような外部環境要因による場所のリスクもよく考えておいた方が良いでしょう。

まとめ

私もお客様の状況を拝見しまして、一つの取引先への依存度が高い場合には注意を促します。

いつの時も収入を分散したり、場所に依存しないなどのリスク分散をしておくことが重要でしょう。

 

なお、ビジネスにおいて「一つだけ」というのは危険ですが、
一方で「1」という数字は

というように大事な数字となります。
いま一度、あなたのビジネスの「1」を意識してみましょう。
「高橋輝雄税務会計事務所」では税務を始めとして、幅広く皆様ご相談をお待ちしております。

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【編集後記】
先日のGoogleのアップデートで、順位変動が大きかったようで。
Googleの評価のアルゴリズムは驚きですね。

詐欺的なサイトの検索順位が下がるのは良いことだと思います。

私も毎日50点の記事を書くべきか、週に一度100点に近い記事を書くべきか…。
結論として、私はできるだけ毎日更新した方が良いのかなぁと。

先人たちも日々試行錯誤していらっしゃるのかなと思うと、
1年以上毎日更新していらっしゃる方たちを本当に尊敬します。
【一日一新】
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高橋 輝雄

税理士・FP・元SE。 税理士界の諸葛亮孔明を目指して自己研鑽の日々を送る。 「税務・経営・自分の思考」を軸にHPとブログにて情報を発信。 情に厚く、大変涙もろい。ナイアガラの滝のように泣く。 更に詳しくは著者紹介
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