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相見積から考える本当のサービスの価格

9月より弊社事務所が移転することになりました。

遂に産まれ故郷の「草加」に帰ってくることになり、今からワクワクです。

故郷へ錦を飾る!

ということで、私が好きな三国志でいうところの錦馬超の思いです(笑)

 

ということで、ただ今大急ぎで移転作業を進めてまして、色々な場面で見積を出していただいてます。

 

相見積をすると当初の金額は何だったのかと感じる

とあるサービスの価格は、当初先方が出してきたものから60%ダウンしてしまいました。
もともと一括見積サイトで問い合わせてみたからとはいえ、まさかそんなに下がるとは…。

普通ならば金額が下がって嬉しい!良かった!
というだけですが、いや、待てよと。

 

何も言わなければその価格で購入するのだったのかと思うと、何も言わないのは単に損とも言えます。
交渉しないとサービスを受ける側がかなり損をする。

 

業界的にそうなのでしょうが、取りあえず言い値そのままはとても損だと思いました。
逆に、家の近くの電気店に行った時の事。
事務所移転を機に、エアコンや冷蔵庫・照明などなど、合計で数十万円の備品を購入すると言っているにも関わらず全くの値引きに応じてくれず。

 

名誉のために言えば、エアコン2台まとめ購入の2万円引きはすると。
※その店全体で行っているサービス
とある備品は同じ店のオンラインショップの方が安いのには笑いました。

 

店舗維持費や人件費を考えると、値引きはできないのでしょうか。
それでも少しでも頑張ります!的な姿勢も見えないのであればダメではないかと。

 

自分の提供するサービスも考えて、とても良い勉強となりました。

 

単に色々相談しても知っているような話で、値引きもないのであれば店舗でわざわざ購入する必要もないと思いました。

 

結局ネット販売の方が照明や掃除機はかなり安いのでそっちに全てしてしまいました。
展示品の処分値段でこの価格!!

 

というのよりもネット販売の新品の方が安くて泣けます。

実店舗の電気店が潰れていくというのもうなずけました。

 

モチロン、中には本当に親身になって提案してくれる人もあり、それこそ先日読んだ「売り方」の真髄という本にあったように

モノを売るな、コトを売れ!
という言葉に表されることなのだと思います。
そのような提案も受けていれば、多少値段がネット販売より高くても買うんですけどね。

 

この本はとても良い本だったので、下記にリンクを載せておきます。

ぜひ一読されてはいかがでしょうか?

人の振り見て我が振り直せ。自らのサービスの価格も振り返る

お客様も多くなってきた事もあり、最近になって私も価格を改定しました。

どうしても私自身がお客様を対応させていただくとなりますと移動の時間も結構かかりますので限界があるなと。

とはいえ、何でもかんでもとやってしまいますと、提供するサービスの質が落ちては本末転倒であり、自分のやりたい事とのズレによりひずみが体調などに現れるのは目に見えます。

必然と改定するのは仕方がないと思っております。

 

まとめ

今回のほとんどは目に見える製品の購入というのが中心ではありました。
しかし、更に目に見えない私たちのような無形サービスであるからこそ値段設定というのは特に注意が必要ではないかなと。

そして、新規と既存のお客様とのバランスも大事ですよね。

 

以前よく感じていたのが通っていた美容院のサービス。

新規のお客さんばかりが割引サービスがあり、既存にはあまりメリットがないお店でした。

釣った魚には餌をあげない。などという言葉もあります。

さすがに私はお客様を魚などとは考えませんが(笑)

既存のお客様も大事にしてこその仕事だと思っています。

 
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高橋 輝雄

税理士・FP・元SE。 税理士界の諸葛亮孔明を目指して自己研鑽の日々を送る。 「税務・経営・自分の思考」を軸にHPとブログにて情報を発信。 情に厚く、大変涙もろい。ナイアガラの滝のように泣く。 更に詳しくは著者紹介
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