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学習期間一カ月で経営学検定(現:マネジメント検定)試験に受かりました!

こんにちは!草加の若手税理士こと、高橋輝雄(@teruozeimu)です。

本日、日本経営協会より、6月末に受験しました経営学検定(中級)(現:マネジメント検定)の結果が届きました。

結果は「合格」でした!

 

正直通知を見て内心はかなりホッとしました。

大学院時代に少々学んだマーケティングや経営戦略の内容もあったとはいえ、初見の内容もかなり多く。

一カ月という短い期間だったので、少々ひやひやしてました。

今日は、今後この試験に興味を持たれた方のためにも、経営学検定について書いておきたいと思います。

 

経営学検定(中級)の概要をつかむ

敵を知らずに戦う事はできませんので。まずは試験の分析からです。

【合格基準】

合格基準は200点満点(各分野100点満点)とし、合計130点以上、かつ、6科目の正答率が40%以上です。

内容もそうなのですが、テスト形式もかなり中小企業診断士試験を意識したものになっています。

中小企業診断士試験も同じように科目ごとの足きりがあり、かつ、総合点でも上回れば合格という方式ですね。経営学検定を合格したあかつきには中小企業診断士試験にステップアップも宜しいかと思います。

 

なお、初級は主に学生や新入社員を対象としています。

中級は中堅のビジネスパーソンやマネージャークラスだそうです。会社によっては中級を役職クラスに受けさせているところもあるそうです。

上級もありますが、上級を受けるぐらいならば中小企業診断士試験を受験するのをおすすめします。

 

【試験時間】

試験時間は第一分野(下記①②③)と第二分野(④⑤⑥)それぞれ90分ずつ。

13:30~16:50までです。

開始30分したら退室できます。終了5分前も退室はできません。

私も退室しましたが、ほとんどの人が終了前に退室していた気がします。

 

【試験範囲】

経営学検定の科目は6科目、テキストにするとなんと4冊にもなります。

①マネジメント
②人的資源管理
③経営法務
④マーケティング
⑤IT経営
⑥財務

内容は浅く広くかと思いきや、一科目がけっこう深いです。テキスト自体のボリュームもあり苦しいです。

 

自分が行った試験勉強の進め方

自分の受けた中級(上級は中級に合格しないと受験もできません)試験の通常の学習期間は4カ月となっておりました。

しかし、自分が試験の存在を知ったのが、受験申し込みの締切期限一週間前という…。

6月受験の次は11月になってしまうということもあり、受験勉強期間が1カ月切ってましたが申し込みました。

これは流石にやや無謀かもしれません…。

 

その代わりではありますが、しっかりと試験日から逆算して計画を立てられました。

以下主な勉強方法

①まずはザッとスピード重視で飛ばすぐらいの勢いでテキストを一回転する。重要な部分は黄色でマーク

 

②テキストが終わったら過去問を解く。公式でテキスト以外に唯一販売している教材が「過去問」です。こちらも購入して使用しました。

 

③過去問で間違えた部分はその都度テキストに戻る。人間の脳の特性を知れば、いかに何度も情報にアクセスするか?が大事かが分かります。

 

④テキスト2週目。1週目より更にスピードが速まる。重要語句を今度は赤でマーク

 

⑤過去問→テキストの繰り返し。できればその都度マークの色を変える。これにより試験直前に弱い部分が一目瞭然になります。

 

科目や内容がかなりの頻度で改定されていますから、
教科書はもとより、過去問も必ず購入しましょう。

最新の過去問題集は、下記の公式ホームページでしか買えません
(昔のはAmazonでも買えますが、範囲も違いますので参考になりません)
https://noma-ec.jp/detail/category/2/42

なお、平日の昼間は仕事がありますから、定時になるまでは試験勉強はしませんでした。本業をおろそかにしてはどうしようもないですからね。

ですので、勉強は主に夜と土日の朝が中心でした。(土日の朝のマックは空いていておススメです)

 

いくつもの試験に臨むには、仕事の調整や家族の協力も大切ですからそのバランスを忘れずに。

人生は手段と目的を間違えない事です。それを忘れては本末転倒だと思いますので…。

まとめ

税理士試験も当初からこんな風に能動的に学習していればもう少し早く終われたかな?なんて思いました。

予備校に通うと、どうしてもスケジュールは学校側に頼りきりなところがあるなと。それに気付くことができるのも、そういう経験があったからこそと言えばそうなのですが。

経営学検定(マネジメント検定)は経営についての内容が学べますので、試験の結果以上に学んで良かったなぁと思えました。「IT経営」の分野は、自分が元システム会社にいたにも関わらず、なかなか学習しがいがありました。

財務についても、税理士でもなかなか経営分析については自分ではタッチしていない人もいるかなと。そういう意味でも、経営学検定はかなりおススメの試験ではないかと思っています。

今回自分が実証したように、試験に受かるための方法はありますが、それこそ手段と目的のズレに注意しないとです。それぞれのペースがあるので、自分に合ったペースで学習するのも一つかなと思います。

というこで、私も更なる高みを目指しまして、次なる野望に向けて既にスタートを切りたいと思います。

 

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高橋 輝雄

税理士・FP・元SE。 税理士界の諸葛亮孔明を目指して自己研鑽の日々を送る。 「税務・経営・自分の思考」を軸にHPとブログにて情報を発信。 情に厚く、大変涙もろい。ナイアガラの滝のように泣く。 更に詳しくは著者紹介
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